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■ ギャラリー116
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太白山の国蝶オオムラサキの写真です。
国蝶オオムラサキは環境省により準絶滅危惧(NT・・存続基盤が脆弱な種)に指定されています。
幼虫の食樹はエノキ(エゾエノキ)で孵化した幼虫は夏から秋にかけてエノキの葉を食べて成長し、
冬になると地面に降りて落ち葉の中で越冬します。成虫は年1回6-7月に発生し、クヌギ・コナラ
などの樹液に集まります。メスはオスより一回り大きくオスは翅に青紫色の光沢があります。
成虫が一般に珍しいと思われがちなのは、あまり人目につかないところを飛翔する生態にあります。
昨今、各地で保全活動が行われていて成虫を観察する機会が多くなりましたが、ここ太白山の
オオムラサキは小高いところで人目につかず生息数も限られていて天然ものであると思います。
今季最後のオオムラサキとなりましたのでご覧ください。